うつ病かなと思ったら…

うつ病は心の病気ではなく「脳」の病気です。
ストレスで機能低下した脳をもう一度もとの状態に戻すためには、休養でストレスを遠ざける方法が安全で効果的です。病気を抱えたまま仕事を続けると、注意力や集中力を低下させ、状態を悪化させるばかりか、最悪の場合取り返しの付かない結末を迎えてしまうこともある恐ろしい病です。
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少しでもうつ病かなと思ったら、まずは病院に行くことをお勧めします。
出来るだけ早く治療に踏み切って社会復帰を目指すのが良いのですが、病院に行くことには「恥ずかしい」「人に知られたくない」といったマイナスの思考が常に付きまとい、踏ん切りがつかない事が多いです。

しかし、うつ病は他の病気のように「家で大人しく寝ていれば治る」というわけではないのです。きちんと専門家である医師に診察してもらい、治療の方針を決定してもらうことが完治への早道なのです。診察した結果、短期のうつ状態であっただけかもしれませんし、人によっては勤め先や自宅などの生活環境を根本から変えなければ治らない場合もあります。


うつ病の治療で大切なことは、「休養」「精神療法」「環境整備」です。

休養中は脳を休め、バランスを整えていくことが必要です。
規則正しい生活を心がけながら治療に専念しましょう。
医師やカウンセラーとよく話し合い、必要に応じて適切な薬物療法を行い、脳内のバランスを整えていくことが必要です。

精神療法は、繰り返すうつ病を予防する事に効果があります。

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特に、「認知行動療法」は、うつ病の患者さんによくみられる「否定的な思考パターン」を、専門的な知識と経験をもつ医師との話しあいなどによって客観的に整理し、「より柔軟な思考パターン」にしていこうというものです。

また、心身の治療だけでなく、患者さんのストレスの要因となっている環境を整えることも重要です。生活環境を整え、ストレスのかかる状況を改善したり、ストレスの対処法を学ぶだけで症状が大幅に改善されることもあります。