うつ病の原因

「うつ病はなぜ起こるのか?」この原因はまだはっきりとは分かっていません。
うつ病は一つの原因だけでなく、「内的要因」「外的要因」「遺伝」など、幾つかの原因が複雑に重なり合って起きているのではないかと考えられています。

内的要因

内的要因には「性格」が大きく関わってきます。
特に、

  1. 生真面目
  2. 責任感が強い
  3. 凝り性
  4. 仕事熱心
  5. 強い正義感

上記のような性格の方は他者の事を考え、自分を犠牲にしてまで任務を全うするため、「信頼のおける凄くいい人」ですが、責任を自分一人で抱え込んだり、自分を犠牲にしすぎて傷ついてしまう事も多い性格でもあります。ルールや秩序を頑なに守る反面で、融通が効かずに環境変化にも弱い一面もあります。

このような性格傾向を持つ方は、うつ病になりやすいと言われています。

また挫折経験が少なく、ストレス耐性が低かったりすれば、軽度のストレスでうつ病を発症してしまうこともあります。何事も否定的、ネガティブに捉えてしまう人もうつ病になりやすいでしょう。

ストレスイメージ1

外的要因

外的要因とは「ストレス」です。
近親者の死亡、家庭内のトラブル、病気、離婚、会社の人事異動や転勤、仕事上のトラブル、過労などさまざまなストレスがうつ病の発症の大きな原因となっている事が多いです。

ストレスが原因の場合、まずはストレスの除去・軽減が必要になります。

ストレスイメージ2

しかし、ストレスを除去・軽減する事が難しいことも多く、なかなか実現できない事もあります。職場環境がストレスだからといってすぐに転職する事は難しく、上司がストレスでも、上司だから毎日接するしかありません。最近はメンタルヘルスに対する意識が高くなってきている職場も増えましたが、まだまだ十分とは言えません。
ストレスの除去・軽減が難しい場合に有効なのは、ストレスをうまく受け流せるような考え方を学んでいくことです。

遺伝

うつ病はある程度、遺伝の影響があると言われています。
その程度は「非常に大きい」というものではなく、「少しは関係している」という程度のものです。

研究報告などによれば、片親がうつ病であった場合、子供がうつ病に罹患する確率は、健常人の2~3倍高いと報告されています。

遺伝子イメージ