5/12 『すき間時間の活用術』


すき間時間の活用術には落とし穴があります。
 
すき間時間を活用できると、
英会話を始めることが出来る
読書が出来る
仕事が出来る
と、夢膨らましていらっしゃる方には残念ですが、
このすき間時間の活用は落とし穴があります。
 
算数としては時間の積み重ねの合計は合っていますが、
脳がやる気を起こして始動するまでに時間が必要なのです。
 
頭を切りかえるという時間をこのすき間時間に考慮していません。
いつもやる気が出て来た頃にすき間時間終了となってしまうと
欲求不満しか残らなくなります。
  
それならば、すき間時間を使わず30分早起きして
それに当てた方が何倍も効率が上がると思います。
 
そもそもこのすき間時間を
無駄と考えるのは間違いなのです。
 
必要があってすき間時間は生まれています。
 
それは、車のエンジンを考えて下さい。
車を走らせる原動力エンジンがいつもフルアクセルで
稼働していたらどうなるでしょうか。
 
オーバーヒートをする可能性が高くなります。
 
アイドリングはエンジンにとって
小休止という重要な状態です。
 
すき間時間と呼ばれた時間とはどの様なものかを
自分の観に置き換えて観察してみましょう。
 
自分がいつすき間時間を作っているのか、
それがどのようなタイミングなのか。
 
それはいわれる程、無駄なすき間時間なのかを
もう一度考えてみましょう。
 
実は、すき間時間は脳の
アイドリング状態の場合が多いのです。
 
脳をフル稼働して取り組んでいる合間に、
ぽっかり生まれる時間。
 
それが多くのすき間時間の正体なのです。
 
このアイドリング状態は脳にとって
オーバーヒートを防ぐ重要なものです。
 
ところが、このすき間時間が勿体ないと考え
何かを詰め込むと脳はフル稼働をします。
 
アイドリング状態が無くなった脳は、
メンタルの負荷が大きくかかります。
 
休まることがない脳はうつ状態への入口を開きます。
 
すき間時間をすき間として使いましょう。
 
何かに真剣に取り組むのではなく脳にご褒美をあげるように
積極的にリラックスをする時間に変えていきましょう。
 
無駄と考えると勿体ないと捉えてしまいがちですが
リラックスに活用していると考えることで、
勿体ない時間という認識は減ります。
 
好きな音楽を聴く、
落ち着く読書をする
空を見上げる
目を閉じて風の音を聞く
 
ゆったりとすき間時間をリラックスに使ってみて下さい。
 
すき間時間を経た脳はイキイキと甦ります。
新しいアイデア、やる気が生まれてくると思います。
 
ボーッとする時間は無駄ではありません。
脳が深呼吸をしている時間だと思って下さい。