3/21 『何故、昔の思い出に浸るのでしょうか!?』

「何でそんな昔のことをばかり言っているんだ。」
という言葉を聞くことがあります。
 
懐かしい思い出に浸っている人は
心にちょっと痛みがある人が多いです。
ノスタルジックな懐かしい思い出には
特別な効果があるのです。
 
誰もが心の中に懐かしんだり、
あの頃はよかったと浸れるような
記憶を持っています。
 
ノスタルジックな記憶は、その当時の、
楽しかった思いだけでなく、その時の気温、
周りにいた人や言葉、周りの風景までも
克明に覚えているものです。
 
このノスタルジックな記憶に浸る時
というのはどんな時でしょう。
 
それは現状が上手くいかない
何かトラブルを抱えている
ストレスが溜まっている
という時が多いのです。
 
現実がハードだと、その心の負担を
軽くする為にノスタルジックな記憶に
助けてもらっているのです。
 
ノスタルジックな思い出というのは、
どういう時の思い出なのかを研究した
結果では人生の節目の記憶が
ノスタルジックな記憶になっているそうです。
 
入学、結婚、あるいは大切な人との別れ
もちろんそれは大人になってからだけでなく、
子供の時の記憶も同じです。
 
夢にまで見ていたオモチャを
プレゼントしてもらった。
大切なぬいぐるみが捨てられた。
 
こういう特別な喜びや、
深い悲しみがノスタルジックな
記憶に結びついています。
 
その時に流れていた音楽、
その時食べていたもの、
目にしていた街の風景、
そういった要素が組み合わさって
ノスタルジックな思い出になっています。
 
このノスタルジックな思い出を引き出す
スイッチは、思い出そうという意志だけでなく、
音楽や、香り、味、風景などがスイッチとなって
記憶を甦らせてくれます。
 
このノスタルジックな記憶が甦ると、
今抱えている心の負担が軽くなります。
 
心が辛いという時には、
懐かしい思い出に浸ると効果があります。
 
ところが、いつまでもそこから
抜け出せないと、あの頃はよかったと、
現実逃避ししたままになってしまいます。
 
そんなことにならないノスタルジックな
思い出を現実の力に変える方法があります。
 
それは、
「あの頃はよかった、今は辛い」を
「あの頃があったから、今がある」と
いう考え方をすることです。
 
過去の楽しい思い出に浸りながら
「ああ、今は辛いな」
というように考えるのではなく、
 
過去の楽しい思い出に浸りながら
この時の経験が今に繋がっているんだと
考えるのです。
 
今の自分を作り上げている肉体と心の中には
過去の経験というものが入っています。
 
その経験の中にノスタルジックな記憶となった
体験も入っているから今の自分があると考えるのです。
 
こうすることで、ノスタルジックな思い出に
浸ることで心が癒されながら、現実に生きる力も
得ることができる様になります。
 
この考え方は、今起こってしまった
心に負担となる出来事や過去にあった
悲しい出来事からなかなか抜け出せない、
打開できない時にも効果があります。
 
今の経験が、きっと未来の自分にとって
貴重な経験になるという事を知ることで、
抜け出す力を得るのです。
 
きっと将来、今体験している経験を
ノスタルジックな思い出として
浸る時が来るかも知れません。
 
その時の為に、現状のトラブルを
どういう形で終わらせるかを
考えてみる方法もあります。
 
結果は変えられなくても、心の中の結果は
作りかえることができます。
 
「失敗したーーー。」ではなく、
「次の成功のヒントをつかんだ!!」
に変えて乗り越えましょう。