3/13 『想いが伝わる声って知っていますか?』


 
一生懸命、話を伝えようと話しているのに、全く伝わらない。
相手が怒り出してしまった。そんなつもりじゃなかったのに、
 
そういうことありませんか。
 
例えば、
一生懸命耳を傾けることを意識して、
相手の悩みを聞こうとしても
相手が、心をなかなか開いてくれない。
壁が作られているように感じてしまう。
 
それは、話の内容や話を聞く姿勢が問題ではありません。
あなたの声に問題がある可能性があります。
 
声なんて、生まれ持ったものだから
変わらないと思っていませんか?
 
ところが、声はコロコロ変わります。
日本には昔から声高になる猫撫で声と、
目的によって声が変わることを表す言葉があります。
 
例えば、子どもに言葉で伝えようとする時、
柔らかく優しい声になりますね。
 
注意をする時には、少し力を入れた声になります。
 
これは、目的に合わせて声の出し方を
変えているからです。
 
ところで、どうしても伝えたいという話をする時に、
あなたは、どんな声で話をしているか知っていますか。
 
伝えなければならない、という想いがあると、
話す内容に意識が言っていて、話すという
行動に一生懸命になっています。
 
知らず知らず声が大きくなって身振りが
大きくなっていたなんてことありませんか。
 
ちょっと考えてみてください。
大きな声で、身振りが大きい姿は
威嚇や攻撃と同じなんです。
 
相手は、話の内容よりも、声の大きさ、声質
身振りで条件反射として防御に入ってしまうのです。
 
一生懸命という時、体にはアドレナリンが大量に流れます。
 
すると、心拍数や心拍出量増加、筋肉血管拡張、呼吸数増加
気管支拡張、筋収縮力増大などがおこります。
 
普通に話をしていても、呼吸数が増加、
しかも気管支が拡張すれば、声が出やすくなります。
 
声質には、いろいろあります。
ビックリした時に「きゃー」
歓声を上げる時も「きゃー」
これは黄色い声とよくいわれますが、
声質が高く固い感じの声です。
 
聞く側にしてみると、耳に声が当たる感じがします。
 
相手にしっかり伝わる、染み入る声というのは、
少し低い声のトーンの方がいいのです。
抵抗を生まない声は攻撃な要素が少ない方がいいのです。
 
個人的には、声質はなめらかと言うよりも
少しかすれるような感じの方が言葉が、
相手に残る印象があります。
 
こういう声を意図的に出してちょっと間違えると
猫撫で声になると、大変怪しい人になるので、
まずはこんな声を出そうとするのではなく、
 
あなた自身の精神状態を少し観察してみましょう。
興奮しているのなら落ち着きましょう。
 
興奮状態は交感神経が活性化しています。
まずは、交感神経を鎮め、リラックスをして
副交感神経を優位にしましょう。
 
話をする前にまず息を吐きましょう。
そして息をゆっくり吸います。
次に息を吐く時はもっとゆっくり。
吸う息:吐く息が1:2になるように
ゆっくり息を吐いてください。
 
この呼吸を3〜5回繰り返して落ち着いたのを
確認したらゆっくり話し出します。
 
落ち着いて、ゆっくり、
自分の話したいことを相手に伝える。
 
これを心掛けると相手に想いを伝えやすくなります。