3/3 『良い面談の方法』

第一印象は10分の1秒で決まると言われています。
商談やプレゼンテーションでいかに良い第一印象を
相手に持ってもらうかという話は良くありますがこれを面談、
カウンセリングで使うとちょっと困ることもあります。
 
良い面談をする7つのポイントがあります。
 
好印象を持ってもらうことと
信頼できる人という印象を持ってもらうことは
ちょっと違います。
 
清潔にするなどは当たり前として面談で最も重要となるのは、信頼されることです。
相手の話を聞く訳ですから、心を開いてもらわなければなりません。
 
あまりにも、あなたができすぎる人という印象を与えてしまうと、
心の話をしにくく思われて、ガードが生まれてしまうことがあります。
 
信頼を作るための第一印象と、好印象作りの第一印象はちょっと違います。
  
1:身だしなみの基本は大事
 
清潔感、身だしなみの基本は押さえていきたいところです。
 
ただ、相手との共感を示すために、通常ではマイナスと
言われているものも有りかも知れません。
それが有りかどうかの判断は2番目のポイントに関係してきます。
 
2:相手の視点を感じてみる
 
自分がどのような身だしなみやどんな態度でいると良いのか。
好印象ではなく。相手の信頼を得るためにどうしたらいいのか。
 
それは、
相手の視点に立ってみることです。
相手はどんな心の状態でいるでしょう。
どんな気分で今いるでしょう。
面談には、どんな感じできているでしょう。
 
これを相手の視点に立って考えてみるのです。
どんな感じだと安心をしてくれるでしょう。
出来すぎて完璧な人という印象だと
尻込みをしてしまいそうかも知れません。
 
自分と同じ趣味の人に共感を持ったり、という具合に、
人それぞれ、信頼をするポイントは変わってきます。
 
正解はありません。
相手の視点にどれだけあなたが寄り添えるかが
ポイントになります。
 
ここで視点の持ち方をもう少し変えてみましょう。
 
あなたが面談をする時に、相手にどんな印象を
持ってもらいたいのかまず、それを明確にします。
 
心を開いてもらえる為には、あなたはどんな相手だったら、
心を開いて話をしてみようと思いますか?
 
相手の気持ちになってあなたの立ち振る舞い、
印象をどうすればよいか考える。
これが2番目のポイントです。
 
3:バランスをとって相手の話を聞く
 
面談なので、相手の話を聞くことが目的です。
 
実は、最初に話を切り出した側が、
その場を仕切るというイメージを持ちます。
 
逆にいうと、その場の責任を取る
というイメージを作ってしまいます。
 
面談を持ちかけた側ですから、相手に話をしてもらわなければなりませんが、
そんな事は気にせず存分に話してください。
相手がその場の責任を考えて、プレッシャーになってしまうことがあります。
  
ですから、聞くばかりでなく、最初にきちんとあなたの方から
話を始めて、この話の場のイニシアティブはこちらですよ
気楽にしてくださいと言うメッセージを送る必要があります。
 
そして、
相手からの話にじっくりと耳を傾けてください。
 
4:相手の目を見る
 
アイコンタクトは誠実な印象を与えてくれます。
 
しかし、見続けていたら…圧迫感を与えてしまいます。
話の強弱をつけるときにこのアイコンタクトを使って下さい。
 
頷いたり、同意をする時に使うと効果的です。
相手は共感をしてもらえているという印象を持ってくれます。
 
5:話のスピードは速すぎないこと
 
早口はせっかちで自分の言いたいことを押し付けるだけというイメージがあります。
 
ゆっくり話をすると、安心される傾向があります。
「安心して下さい」 
「プレッシャーに思わないで下さい」
という
メッセージを相手に送る場合、ゆっくりと話をした方が良いです。
しかし、いくらゆっくりと言っても、話の間に
「えー」「あー」「それでー」
などを使ってゆっくり話をしていると自分のしている話の内容を
良くわかっていないと受け取られてしまいます。
 
ゆっくり言葉と言葉の間の余韻も使って丁寧に話をしましょう。
 
6:弱味を見せる
 
意気込んで、話をすると肩に力が入ります。
そつなくこなそうとすれば、優秀そうなイメージを作ってしまいます。
 
できる人という印象は必要なく、安心できる人という印象が
必要な時は自分の弱味を見せるようにします。
 
自分の弱味を正直に話してみましょう。
 
自虐的になる必要はありません。
「緊張している」
「話をするのは苦手なんです」
そういったことを幾つか話してみると意外に相手もガードを外してくれるものです。
 
7:直接会うこと
 
面談はもちろん直接が基本です。
電話、メールで面談はできません。
 
最近はスカイプやラインを使って
テレビ電話をする機会も増えましたが。
 
やはり基本は直接です。
 
モニター越しなら面談できそうですが、実は映っていない
ところの情報も直接会って話をしていると分かります。
 
その人がどんな場所にいるのか周りの音の環境は、気温、室温はどうか。
 
直接合うと言うことはこういう情報も受け取ることができます。
 
以上の7つのポイントは良い第一印象を作るためではありません。
面談で、相手に安心して心を開いてもらえるような印象を
持ってもらうためですから
 
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