2/9 『飽きた時を乗り越える方法』


初めての経験は、
脳にとって、とても刺激的です。
脳は、刺激を喜んで快感を覚えます。
その快感はあなたのやる気を起こしてくれます。
 
ところが、ある日を境に、
突然飽きが来てしまいます。
それは、脳が刺激と感じなくなってしまったためです。
 
刺激がなくなった脳は、快感を作ることもできず
あなたのために、あなたを喜ばせようと
新しい刺激を求め始めます。
 
「迷い、疑問」は、
じつは、脳があなたに
 
「もっと刺激が必要ないですか?」

という問いかけをしている信号なんです。
  
脳はあなたに楽しんで欲しい、と思っているのです。
脳はあなたに喜んで欲しいといつも思っています。
 
同じことを繰り返す、
苦しいことばかりを体験する。
そうすると、脳はあなたに、
 
「これって、楽しくないですよね。他のこと探しましょうか」
 
と呼びかけているのです。
その時に、迷い、疑問、不安が生まれます。
これが心の声です。
 
心の声の囁きが、聞こえた時、
その声にどう対処するかで、
飽きた時を乗り越えることができます。
 
脳は飽きることに対して、好き嫌いはありません。
あなたが、飽きることを嫌いだろうと考えるから
他のことを探そうとして、迷う訳です。
 
そんな時、脳に教えてあげることが大切です。
「私は、退屈を楽しんでいる」
という事を、教えるのです。
 
教えるといっても、
何も教えるものがないという人も多いでしょう。
じゃあ、脳に教え方を教えてもらいましょう。
脳に退屈の楽しみ方をいろいろと考えさせるのです。
 
「退屈は楽しいー、なぜ?」
こう自問して下さい。
すると、脳は答えを探し始めます。
脳は、あなたの要求に全力で応えようとします。
 
例えば、
 
退屈だと、
一つ一つの行動が確実に意識してできる。
これは、行動が瞑想的になるということです。
禅では、朝から寝るまで日常生活すべてを
修行のように意識して行います。
仕事が退屈だったら、仕事を禅にすることができるから。
 
退屈だと、
自分が、自動的に処理できる位だから、
他のことを考えることができるとか。
 
退屈だと、
脳を休ませることができるから、とか。
 
退屈だと、
時間があるから、じっくり駄洒落を考えられる、とか。
 
脳に答えを探させてみてください。
脳はいろんな答えを探してきます。
それがばかばかしい答えでも構いません。
 
気に入った、答えを
今度は脳に伝えましょう。
 
「そうそう、退屈は楽しいんだ、私は退屈を楽しんでいる」
すると、脳は、退屈している状況に、
快感の物質を出すようになります。
 
快感の物質が出て来るステージになれば、
あなたは、すでに退屈を退屈と感じなくなっています。
没頭するという段階に入るからです。
 
脳は、あなたの役に立ちたいといつも思っています。
 
「なぜ?」
 
という問い掛けはとてもパワフルです。
苦手な人がいても
 
「あの人は苦手だけど、ありがたい。なぜ?」
 
と自問しましょう。
すると、脳はどうにか、ありがたい理由を探してきます。
幾つかありがたい理由を考えだしている内に、
苦手な人の苦手な要素が減っていきます。
 
人間は思い(心)と行動(体)を組み合わせて生きています。
この心と体をつなぎ止めるものが脳です。
  
脳という側面から
心の変化、心の持ち方、心の学び
を修得するができます。
 
自分を強化することを
うつ予防管理士Basicの講座で学びませんか?