1/23 『3兆900億5,000万円』


 
3兆900億5,000万円

この数字が何の数字か分かりますか?

これは2008年に厚労省が発表した
うつ病により1年間で損失された額です。

ちなみに2008年の損失額の内訳は、

直接費用:2,090億5,000万円
間接費用:罹病費用 2兆123億7,200万円
     死亡費用 8,686億4,200万円

となっています。

※直接費用とは、通院費・入院費やお薬代など
 うつ病治療に実際にかかった医療費や、
 自立支援医療などのうつ病治療に当たって
 必要な社会的なサービスの費用
※間接費用とは、病気にかかった事で
 仕事ができなくなってしまった間、
 本来であれば得られるはずであった利益

直接費用よりも間接費用が大きいという事は、
「調子悪いな」と思った時点で治療に行かず、
入院や長期休養になるまで病状を放置して
社会復帰まで時間がかかってしまったり、
通院以前に自殺をしてしまう事が考えられます。

他の病気での損失が
統合失調症:2兆7743億8,100万円
不安障害:2兆3,931億7,000万円

と報告されていますので、同じ精神疾患でも
いかにうつ病による損失が大きいかが分かります。

2008年のうつ病の患者が104万人とされており、
111万人とも言われる現在はさらに損失額が
上がっている事は間違いありません。

この社会的損失を減らす事が急務となっておりますが、
 
その為には、
①うつ病に対する正しい知識
②早期発見の体制創り
③病院に通院しやすい環境整備

が必要です。

1人1人がうつは精神的に弱い人がなるものではなく、
誰でもなる可能性がある病気だと正しい認識が大切です。
 
また、企業内においては調子の悪そうな社員に対して
積極的に声を掛けてあげたり、社員研修を行ったり、
労働環境の改善等が必要になります。
 
従業員一人一人が活き活きとしてくることで、
社内が活気づき、生産性の向上や離職率の防止等に
繋がっていくでしょう。
 
 
是非、うつ予防に取り組みましょう!!